荒川静香さんのイナ・バウアーは、本当に美しかったですね。もう、うっとりとしました。
本家本元のイナ・バウアーがどんなものだったのかは見たことがないけど、このワザは「シズカ・アラカワ」と名称変更してもいいのでは?とも思いました。
そういえば、今シーズン、ケガで全く試合に出られなかった太田由希奈ちゃんも、すばらしいイナ・バウアーを持っているんですよ。荒川静香ちゃんで有名になっったからもうやりにくいかもしれないけど、太田由希奈ちゃんのイナ・バウアーもまた見せて欲しいな〜。
ところで、しーちゃんの「トゥーランドット」の演技、イナ・バウアーと最後のスピンばかりがリプレイされますが、もうひとつ圧巻だったのは、終盤のストレートラインステップ。もっとテレビでも取り上げて欲しいです。
こんな素晴らしいステップを見せてくれた選手はほかにいません。少なくても女子シングルにおいては。
しかも、しーちゃんは、深いエッジを使い、音楽にのって優雅かつ荘厳に流れるようなステップを見せてくれました。
男子シングルでは、ストレートラインステップが大きな見せ場になっていますよね。現役選手では、エフゲニー・プルシェンコがダントツ世界一、高橋大輔が2番かな。
でも、これまで女子シングルでステップで魅せてくれた選手っていたかな〜と改めて思い返してみると、これが思い浮かばないんです。
そういえば、2シーズン前、静香ちゃんが「白鳥の湖」で、素晴らしいストレートラインステップを見せ、アメリカの観客を大いに沸かせたことがあります。やはり、静香ちゃんのスケーティング技術はピカ一だったんですね。
話をトリノオリンピックの演技に戻しますね。
しーちゃんのストレートラインステップは、まさに玄人好みのものでした。目の肥えた欧米のフィギュアスケートファンはもちろん、審査員たちに思い切りアピールするものと確信しました。生中継していたとき、解説の佐藤有香さんも最大限にほめていたでしょう?佐藤有香さんもスケーティングの美しさで絶賛されているプロのスケーターです。
しーちゃんのこのステップに関しては、朝日新聞が取り上げてくれていました。
コーチ兼振付師のニコライ・モロゾフが、1月にあった欧州選手権を分析したところ、女子シングルのストレートラインステップは、ほとんどがレベル2だった。そこで、モロゾフは荒川静香のステップをレベル3にする戦略に出た。結果は大成功。表彰台の3人のうち、ステップでレベル3判定を受けたのは、荒川静香だけだった。
モロゾフは稀代の振付師。長野オリンピックでは、タチアナ・ナフカと組みアイスダンスの選手として出場していたそう。ステップはアイスダンスの命だから、ステップはお手のもの。
でも、これまでモロゾフが振付けたプログラムって、やたら細かくて複雑なステップを刻んでスピーディーな印象が強かった。ステップを見れば「ああ、振り付けはモロゾフだな」と、良くも悪くもはっきりわかるほどでした。
それが、しーちゃんの「トゥーランドット」のステップときたら、ゆっくりと美しいカーブを描き、深いエッジを使って、本当にしーちゃん自身がステップを楽しみながら踏んでいましたね。まるで一歩一歩を味わい、いとおしむかのような滑り。音楽の盛り上がりにあわせた上体の動きも、エレガントかつ荘厳ですばらしかった。
私のつたない文章をお読みの皆さん、もし、しーちゃんの金メダルの演技をまた見る機会があったら、ぜひ、終盤のストレートラインステップに注目してみてください。静香ちゃんのステップはまさに女王のステップでした。
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みいみさんのフィギュアに対する愛に比べたら私なんかアマチュアでお恥ずかしいかぎりです。(すごい情報量ですね)
荒川さんの金メダルの演技は女子のフィギュア史に残る名演だったと思います。あまりにきれいなので泣けてきます。彼女の人間性が演技にも滲み出ているのではないでしょうか。
モロゾフコーチについてもあまりくわしく無いのですが、高橋大輔くんの振り付けもよかったし、はなまるをつけて注目しています。
ところで荒川さんの演技を見返していて、リンクサイドにタラソワコーチのようなひとを見かけた気がしたのですが、気のせいでしょうか。モロゾフ氏はもともとタラソワチームだったのでしょうか?
ステップのことなど勉強になりましたので、気をつけて見てみますね。
いえいえ、私のフィギュアファン歴はまだ4年。情報発信できるような見識などないのですが、トリノオリンピックを目前にして高まる気持ちを抑えきれずに、このサイトを始めました。間違ったことを書いてないか、だれかから苦情をもらったらどうしよう?と、今でもおずおずと記事を書いてます。
タチアナ・タラソワさん、荒川静香さんの演技のとき、確かにいました!最後のスピンのときに、しっかりバックに映っていましたね。今回のオリンピックでは、Kiss&Cryで選手と一緒にいるのを見なかったような。今シーズン、ミシェル・クワンの振り付けを担当したと聞きましたが。
モロゾフさんについても、azumiのおっしゃるとおり、タラソワチームでした。でも、モロゾフさんが完全にタラソワさんから独立しているのか?そこら辺の内部事情はよくわからないのです。
どこかのサイトで、モロゾフからも指導を受けたいと荒川さんが希望したのに、タラソワが拒否し、とうとうタラソワを解任したとありました。でも真偽のほどはわかりません。
今シーズンは、サーシャ・コーエンの振り付けもモロゾフでした。こういう場合、いったん振り付け指導をしてしまったら、ノータッチになるのか?コーチをしている荒川さんのほうに肩入れするのはやむをえないにしても、振り付けをしたコーエンにも責任を感じるのでは?と思うのですが。そこらへんはどうなのか、私も不思議でなりません。
コーエン以外にも、フランスのブライアン・ジュベールの振り付けもモロゾフでしたが、ジュベールのフリーに関しては、ちょっと失敗作かな〜と思ってます。まず、選曲。なんだか東欧あたりの民族音楽みたい。ストレートラインステップは、トゥ(つま先)を使った部分が多すぎ(モロゾフの特徴です)、そのわりにエッジワークは単純でした。でも、これはジュベール君のスケーティング技術に合わせたステップだったかも。とにかく、ジュベール君は、このプログラムではメダルは無理だろうと予想してました。ジュベール君自身は超イイ男に成長していてほれぼれしましたが。
モロゾフに関しては、私ももっと調べてみますね。実はモロゾフの振り付けにはちょっと食傷気味だったのです(昨シーズンまでモロゾフの大安売り状態だったので)が、荒川さんの「トゥーランドット」でモロゾフの新たな魅力を見出しました。
では、また〜みいみ
あの後ろに映っていた女性は、
タラソワコーチだったのですか?
SPの時も同じ場所で、他の選手の時も、
同じ場所で映っていたので、
タラソワコーチにとてもよく似た、
スタッフの方だと思ってました。
(笑)
いつもの毛皮はどうしたのかしら?ふふ
今日ビデオを見てみたら、荒川静香さんがSPの演技を終えるとき、タラソワさんが満足気に頷いているように見えました。
荒川さんがモロゾフにスイッチするまで成績が伸びず大変そうだったので、タラソワさんのイメージがちょっと悪かったのですが、スピンがすべてレベル4判定をもらえたりと、タラソワさんのおかげという部分も多いはずですよね。荒川さんが手を離れたあとも、タラソワさんの方からアドバイスの手紙を送り続けていたと知りました。教え子思いの熱いひとなんでしょうね。ではまた。
タラソワさんの力について。全く同感です。今回はタラソワさんが築いてきたものをモロゾフさんが魔法の杖の一振りで仕上げた感じ。もちろん荒川さんは超特選素材!ということで。
太田由希奈さんのイナバウアも、また見たいですね。彼女にもまた「トゥーランドット」を演じて欲しいです。
yamorinさんの「湖を渡る美しい竜神」の比喩、いいですね〜。
荒川さんのあるファンサイトのGuestBookをのぞいたら、英文で「シズカのスケートは水の流れのように滑らかで美しかった。あなたは氷上の女神だ」という書き込みがあったことを思い出しました。
みなさん、なんて上手に表現できるのでしょう!私に代わってこのサイトに寄稿してくださらないかしら?